いよいよ、WindowsXPのサポートが4月9日に終了します。
サポート終了後は、新たに見つかるセキュリティ上の問題の修正がされなくなり、ウィルスやハッキングに対して非常に弱くなってしまいます。
しかし、使用しているソフトがXPにしか対応していないなど様々な理由でWindowsXPを使用しなければならない方も多いと思います。
そこで、外部ネットワーク(インターネット)からの直接攻撃にさらされないようにしつつ、LANでのファイル共有やプリンタは使用できるようにする設定を紹介します。
1.コントロールパネルを開き「ネットワークとインターネット接続」を開きます。
2.「ネットワーク接続」を開きます。
3.「ローカルエリア接続」を開きます。
4.「インターネット プロトコル (TCP/IP)」を選択し、「プロパティ」をクリックします。
5.「次のIPアドレスを使う」を選択します。
「IPアドレス」と「サブネットマスク」をルーターの設定に合わせて設定します。
DHCPを使用している場合は必ずDHCPスコープ以外のアドレスを設定します。
ルーターの設定がわからない場合は御相談ください。
(メーカー・機種により設定値が違うので一概にオススメできる設定はありません)
「デフォルトゲートウェイ」と「DNSサーバー」は空にしておきます。
以上で、外部ネットワーク(インターネット)には接続できなくなりますが、LANでのファイル共有やプリンタの共有は可能な状態になります。
WindowsXPでのウェブアクセスやメールなどの利用は危険なので、他のPCを利用するようにしましょう。
※この方法では、LANやUSBメモリなどからの攻撃に対しては全く意味はありません。LANに接続する他のPCのセキュリティ対策をしっかりして、他所から持ってきたUSBは他のPCでウイルスチェックしてから使用するなどの方法で安全性を高めて下さい。