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facebookの「なりすまし友達申請」対策

  2013年07月23日

facebookでは、相変わらず「なりすまし友達申請」が多発しているようです。

少し解説すると「なりすまし友達申請」とは、友人や知人の名前に偽装したアカウントからの友達申請のことです。

すでに友達リストに入っている人から何故か友達申請を請けて、不思議(不審?)に思った人も多いのではないでしょうか?

この「なりすまし友達申請」の問題点と対策を解説します。

アカウントが乗っ取られる危険も

この攻撃の問題点は、3つ以上の「なりすまし友達」の偽装アカウントを認証すると、アカウントが乗っ取られる危険があることです。

facebookでは、パスワードを忘れた場合、信頼できる友人3名を選択し、セキュリティコードを送ることでアカウントを復旧させる手段を用意しています。

これを悪用して3名分の偽装アカウントでセキュリティコードを取得してアカウントを乗っ取る事が可能になるわけです。

そして、一度乗っ取られるとそのアカウントを取り返すのは困難で、あなたに成りすましたアカウントが何をしようとどうすることもできません。

 

対策の方法

事前に3人以上の信頼できる友達を指定しておくことで、上記の攻撃を防ぐ事が出来ます。

iPhoneでは、メニュー→アカウント設定→セキュリティ→信頼できる連絡先 で、指定できます。

今回はiPhoneの画面で解説します。

(アンドロイドのスマートフォンでも同じようなものだと思います)

 

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facebookアプリを起動して、左上のボタンをタップします。

 

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メニューの下の方にあるアカウント設定をタップします。

 

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セキュリティをタップします。

 

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信頼できる連絡先をタップします。

 

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ちょっと日本語訳がおかしいのでわかりにくいのですが、友達になるをタップします。

 

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この画面で友達を3人以上選択します。頭文字をアルファベットで入れると候補が表示されるので、そこから選べます。

 

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友達を選んで完了をタップすると上記のように信頼できる連絡先が設定されています。
ちなみに、ここで選択した友達にはその事が通知されます。

これで、設定した友達しか認証コードが発行されないので偽装アカウントによる乗っ取りができなくなります。

 

一番大切なのは慎重になること

対策法は上記の通りなのですが、なにより大切なのは、友達申請を安易に請けないことです。
申請してきたアカウントの基本情報を見れば「アヤシイ」アカウントは性別が違ったり、年齢が全く違ったりします。
少し気を付ければ避けられるリスクですので、慎重になることが何より大事です。